脱・集客ノウハウ難民!集客がうまくいかないときに見直す2つの軸

こんにちは、ひとり先生業の集客サポーターの久松です。

集客って無数に方法がありますよね。

  • どの集客方法が自分に合っているのか?
  • どんなSNSを使えば人が集まるのか?
  • どんなツールを使えば売上に貢献してくれるのか?

などなど、考え出したらキリがなくなって、なんだか頭がいっぱいになってきそう…。

でも、集客ってシンプルにすれば2つの軸に大別できます。

これは僕のオリジナルではなく、マーケティングの基礎知識といっても過言ではないもの。

もし、そんな基礎知識を理解しないまま、集客しようとすると、

「何?今はこのSNSがアツイ!?早速始めねば!!!」

とか

「来年はこれが来る!?じゃあ早めにポジション取っておかねば!!!」

とか

「このツールを使えば集客が楽になる!?私もすぐ導入せねば!!!」

みたいに、新しいものに次から次へと飛びついてはうまくいかない。(ほら、クラブハウスとか…)

いつまで経っても集客導線はうまく作れないまま…なんてことが起こります。

もしあなたが集客ノウハウ難民になっていると自覚があるなら、ちょっと立ち止まってシンプルに考えてみてください。

あなたが集客戦略を練るとき、思考のスタート地点はいつもこの2つだけで構いません。

次から次へと新しい集客方法を紹介してくる集客コンサルのカモにならないように、まずはこの2つを頭に叩き込んでください。

集客戦略を立てるときに考えるべき2つの思考軸

早速ですが、結論から言わせてください。

集客について戦略を立てるとき、いつだって

  • アクセス数を上げるにはどうすればいいのか?
  • 成約率を上げるにはどうすればいいのか?

この2つの軸に沿って考えねばなりません。

売上というのは、シンプルに「アクセス数」×「成約率」×「単価」という3つのかけ算によって決まりますね。

このうち「単価」については集客とは別テーマになるので一旦置いておいて、残った2つの「アクセス数」と「成約率」にここではフォーカスしましょう。

アクセス数とは?

アクセス数というのは、あなたのHPやサービスページに訪問してくれる人の数を言います。

オンラインだろうがオフラインだろうが原則は同じで、結局たくさんの人通りがあるお店の売上は高くなります。

ほら、フリマの端っこのブースは売れなかったりするじゃないですか。

そらそうです、人がたくさん来てくれれば、その分だけ買ってくれる人の数も増えますよね?

同じ駅前のコンビニだったとしても、田舎と都会では売上は違ってきます。

成約率とは?

成約率とは、お客さんに自分のサービス商品を見せて、そのうちの何パーセントの人が買ってくれたのか?を表す指標のことです。

100人のお客さんがいたとして、そのうち3人が買ってくれたら成約率3%ということですね。

集客戦略を立てるとき、まずはこの2つの軸に沿って思考を深めていきましょう。

その上で…

今の自分にとって大事なことは2つのどちらなのか?

今の自分に足りていないものは一体「アクセス数」か「成約率」か、どっちなんだろう?

という問いと常に向き合わなければなりません。

ひとり先生業は本当にリソースが限られているので、優先順位を付けて行動しなければなりません。

「今、自分は何にリソースを割くべきなのか?」という問いに対して、判断ミスには本当に注意しなければなりません。

しかし、よくありがちなのが、新しい集客方法が出てきた途端に、

「何だかそれも始めた方がうまくいくのかしら?」

と、次々新しい集客方法に飛びついてしまうこと。

もしあなたが心当たりがあるとしても、別に自分を責めなくてもいいです。みんな一回は経験してます。

かくいう僕も、起業当初は「絶対にやるべき」と言われたFacebookグループを立ち上げて結局一回も使わなかったり、ピカピカに見えたマーケティングツールを導入したものの結局使わなくなったりと、一通り同じような失敗を経験してきています。笑

ただ、起業の経験値が増えていくとともに、そういうピカピカキラキラ系に飛びつかなくなりました。

それは、自分の課題を明確に意識するようになったからだと自己分析しています。

その集客方法は自分の課題にマッチしているのか?

新しい集客ノウハウというのは、結局のところ自分の課題にマッチしていたときだけ威力を発揮してくれるんですね。

アクセス数が足りていないという課題がある人にとってクラブハウスというSNSは有効だったかもしれません。

成約率が低いという課題に対しては、マーケティングツールが有効になるかもしれません。

つまり、まず最初に整理しないといけないのは、自分は「アクセス数」「成約率」のどちらがよりボトルネックになっているのかを特定することなんです。

それをしないまま、

「これ、集客にいいらしいよ!」

という甘い声に誘われてフラフラ飛び出してしまうと、結局何の解決にもならなかった…という事態を生んでしまうんですね。

いやぁ、怖いですね。僕も気を付けねば。

まとめ

そんなわけで、集客ノウハウ難民を卒業するためには、まず

  • 「アクセス数」を集めるにはどうすればいいか?
  • 「成約率」を高めるにはどうすればいいか?

という2つの軸に沿って戦略を立てる必要があるということ。

その上で、

今、自分にとって取りかかるべきなのはどちらなのか?

という思考を働かせるようにしましょう。

集客コンサルタントはあなたのことを考えているふりをして、本当に必要ではないものを、必要そうに見せかけて売ってきたりします。

結構あるあるなので、注意してください。

しかし、現実には甘い言葉に誘われて、次から次へと新しいノウハウを渡り歩いている人をよく見かけます。

そうなる前に、2つの軸を出発点にして、自分の課題を特定する作業をオススメします。