ひとり先生集客教室https://hitori-sensei-hacks.comTue, 16 May 2023 08:51:33 +0000jahourly1先生業のやりがいはどこにあるのか?https://hitori-sensei-hacks.com/yarigai/Tue, 16 May 2023 08:50:28 +0000https://hitori-sensei-hacks.com/?p=162

こんにちは、ひとり先生集客教室の久松です。 先日、久しぶりに会った高校時代の同級生と、 「仕事のやりがいってどう?」 って話になったんですよね。 すると、彼が「やりがいもなにも、ただやってるやなぁ」と。 なんとも言えない ... ]]>

こんにちは、ひとり先生集客教室の久松です。

先日、久しぶりに会った高校時代の同級生と、

「仕事のやりがいってどう?」

って話になったんですよね。

すると、彼が「やりがいもなにも、ただやってるやなぁ」と。

なんとも言えない気持ちになりました。

僕自身は今でこそフリーランスで人を育成する仕事をしているわけですが、会社員の時代から仕事に対して「楽しい」という気持ちはあったんですよね。

彼の話を聞いて、そもそも自分の仕事の楽しさややりがいといった感情はどこから生まれてくるのだろう?と思ったので、ここで簡単に整理しておこうと思います。

僕が先生業を選んだきっかけ

学生の頃の話。

僕は個別指導塾のアルバイト講師をしていました。

当時は「時給がいいから」という動機でしたが、気づけば育成のおもしろさにハマってしまいました。

あるとき、中学3年生で英語が40点ぐらいの生徒さんを担当することになりました。

彼女は喋るのが好きで、そもそも別に勉強なんて興味はないような雰囲気。でも受験があるからということで、中学3年生の夏休みをきっかけに入塾してきました。

担当することになって、最初はめちゃくちゃ不機嫌。

こちらの質問や会話にもしっかりと答えてくれないような感じで、正直なところ「やりづら」と思ってました。

でも、ジャニーズの話を日々聞いているうちに少しずつ打ち解けてきて、真面目に授業に取り組んでくれるようになっていきました。

ただ、いかんせん基礎ができていない…。

中1の内容もうろ覚えでしっかり理解していなかったので、本当に最初からやり直すような感じで一緒にじっくり取り組みました。

そんな彼女が、2学期の期末テストで68点を取ってきたのです。

「ケアレスミスで2点落とさなければ70いってました。ありがとうございます!」とはにかみながら話す彼女の表情は今でも忘れられません。

彼女の表情からは、自分が頑張ってきたことが自分を成長させたという自信や誇りを感じることができたんです。

そんな表情を見て僕自身とてもやりがいを感じました。

まさにこの経験が、僕が「育成する仕事」を選択するきっかけになり、その後、僕は個別指導塾に就職することになりました。

それ以来、学習支援サービスや集客支援などジャンルは様々ですが、ずっと一環して「育成する仕事」をしてきたんですよね。

なんでこんなに続いているのかというと、結局「楽しいから」に尽きるんでしょうね。

コンサマトリーな働き方

なにやら難しい言葉ですが、最近知ったところなのでつい使ってみたくなりました。

コンサマトリーとはどういう意味かというと、何か目的のためにするような活動ではなく、「それ自体を楽しめるような活動」のことをいうそうです。

例えば、子育てって別に何か目的があるわけではないですよね?それ自体を楽しめるような活動ですね。

「育成する仕事」ってまさにコンサマトリーな働き方だと思うんです。

生徒さんやクライアントさんが、何か困りごとに直面していて、なかなか一人では乗り越えられないでいる。そんなときに、先生として自分がその課題を克服できるようにサポートする。

結果「ありがとう」と言ってもらえる。

日々の困難の克服をサポートしていくと、自然に生徒さんは成長していく。その成長に生徒さん自身が気づく。すると「ありがとう」と言ってもらえる。

先生業というのは「ありがとう」をたくさん回収できる仕組みになっていて、感謝される毎日になる働き方なんですね。

全身ユニクロな僕にとって…

Twitterなんかを眺めていると、「誰でも月7ケタ」みたいな広告やツイートが流れてきます。

それ自体を否定するわけではありません。

でも、僕には必要がないなと。

自分が心豊かに暮らすために何が必要なのか。

自分の心を喜ばせる生き方ってどんなものなのか。

月収100万円を超えていなくても、僕は毎日家族とゆっくりご飯を食べながら、スカパーで中日ドラゴンズの応援を見る。子どもとお風呂に入りながら、岡林選手の応援歌を熱唱してたら幸せだと知っています。

全身ユニクロを着て「こんな良質な服がたった2000円程度ってマジありがたいわ」と奥さんに言ってます。

そして、仕事によって「分からない問題を教えてくれてありがとう」とか「添削してもらっったおかげでLPが良くなりました」とか感謝の言葉をいただける。

気づけば予定の時間をオーバーしていることもあります。

一流のビジネスマンからすればダメだしの連発のような働き方かもしれません。「あのとき、こんな提案をしておいたら買ってもらえたのに」とか「そこまでするならもっと高額商品に誘導できたのに」とか。

言いたいことは分かりますが、そうじゃないんですよね。

金融資本主義における「もっと多く」という正解と、人生を充実させてくれるための正解は一致しなくても当然です。

貨幣的な価値ではなく、人生を充実させてくれる価値とは一体なんなのか?

人それぞれ答えは違うでしょう。

ただ、僕にとっては「ありがとうと言われる毎日」がその一つの答えだと思っています。

あなたにとっては一体何でしょうか?

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ブログ記事を書く前にすべき4つの事前準備https://hitori-sensei-hacks.com/blog-writing-preparation/Tue, 18 Apr 2023 07:06:15 +0000https://hitori-sensei-hacks.com/?p=150

こんにちは、ひとり先生業の集客サポーターの久松隆一です。 ブログを書いている途中で迷子になることってありますよねー。 でも、安心してください。 ブログを書いている途中で脱線してしまうのは、事前準備が足りていないだけ。 本 ... ]]>

こんにちは、ひとり先生業の集客サポーターの久松隆一です。

ブログを書いていると途中で何を書いたら良いか迷子になる…

話が脱線して自分でも何を書いているのか分からなくなってくる…

結局、自分の書きたいことだけ書いていて自己満足ブログになっているだけな気がする…

ブログを書いている途中で迷子になることってありますよねー。

でも、安心してください。

ブログを書いている途中で脱線してしまうのは、事前準備が足りていないだけ。

本文を書く前に、ちょっと準備をしてからブログを書くようにしましょう。

そうすれば、自分の書きたいこともハッキリして脱線することもなくなります。

事前準備をバッチリ済ませて、読者に価値ある情報を渡してしっかりと心をつかめるようになりましょう!

というわけで、今日はブログ記事を書く前に整理しておくべき4つのことについて、紹介したいと思います。

ブログ記事を書く前にすべき4つの事前準備

早速ですが、4つ挙げてみますね。

  1. ブログの集客戦略を決める
  2. 戦略に沿った記事テーマを決める
  3. 記事の設計図を書く
  4. 記事の構成(アウトライン)を決める

この4つの事前準備をしておくと、集客に貢献してくれる良い記事が書けます。

記事の設計図やテーマが整理されていないと、書きたいことが途中でわからなくなり迷子になってしまいますよね。

また、ブログ記事は集客コンテンツとして活用するため、読者に自分が狙った行動を取ってもらう必要があります。そのため、事前準備をしっかりと行い、記事執筆に取り掛かることが大切だということですね。

①ブログの集客戦略を決める

全体戦略については、大きく3つのことを決めておく必要があります。

1-1.ターゲット読者をハッキリさせる

まずは、どのような読者をターゲットにしたいのかを明確にしましょう。

ターゲット読者を明確にすることで、その読者のニーズや関心事に合わせた記事を作成することができ、効果的な集客が期待できます。年齢層、性別、趣味や興味など、読者の属性を詳細に設定しましょう。

特に大事なのは読者が何に悩んでいるのか?といったことですね。上記の読者の属性によって、悩みはさまざま。その悩みをしっかりと言語化して、自分の中で明確にしておきましょう。

1-2.ブログの目的を明確にする

次に、ブログを通じて達成したい目的を明確にしましょう。

ブログの目的は、アクセスを集めることで自分のサイトに人を集めることや、成約促進を目指すことの2つに大別できます。

どちらを狙ってブログを構築していくのか?目的を明確にすることで、記事の内容や構成、呼びかけを行う際の方向性が決まり、効果的な記事になるということです。

1-3.セールスロジックを整理する

最後に、読者にとって自分のサービスがなぜ必要なのか?というロジックを整理しましょう。

読者にサービスを購入してもらうためには、読者のニーズや今抱えている課題に対して、自分のサービスがどのように解決できるのかが伝わらなければなりません。そこにはロジックが必要です。

「なぜ私はこのサービスを買う必要があるのか?」が読者の中で明確になったとき、自然にサービスは売れていきます。

つまり、そのロジック納得してもらわない限り、最終的に成約には至らないということです。しっかりとセールスロジックを整理しておくことで、ブログ内に効果的な導線ができあがります。

これらの3つのポイントを押さえたブログ戦略を立てることで、集客効果を最大限に引き出すことができます。

ターゲット読者を明確にし、ブログの目的を定め、読者にとって自分のサービスがなぜ必要なのかを明確に伝えることで、効果的なブログが構築できるでしょう。

②各記事テーマの決定

記事テーマを決めるためには、まずターゲット読者の設定が必要です。

ターゲット読者が決まったら、その人がどんな情報を求めているのかを考えます。

例えば、5キロ痩せたいと考えている30代男性がいた場合、その人が抱える悩みや関心事をリストアップし、それに関連する記事テーマを考えます。

悩みというのは普段からその読者が悩んでいることで、関心事というのはその悩みの中で今その瞬間に読者が気になっていることです。

上のターゲット例で言えば、悩みは「痩せたい」ですね。

この悩みの中で、読者は日々いろんな情報に関心を向けていますが、これが関心事です。例えば、

  • 自宅でできる自重トレの方法はないかな?
  • 痩せる食生活をするためのコツはないかな?
  • どうすれば食生活をできるだけ楽に改善できるかな?
  • ヘルシオホットクック買えば楽に痩せる食生活ができるかな?
  • 通勤の途中で通えるいいジムはないかな?

といったものですね。

この関心事がそのまま記事テーマになります。

悩んでいる読者に対して有益な情報を提供することで、結果的にあなたを専門家として信用してもらえます。

「この人、私が知りたいことに全部先回りしてくれてる!さすがプロ!」となるわけですね。

③記事の設計図の作成

記事のテーマが決まったら、次に記事の設計図を作成します。

この段階で、記事を読んだ人がどのような状態になりたいか、どのような行動を取ってほしいかを明確にしておくことが重要です。

記事の設計図が整理されていると、書くべき内容が明確になり、話が脱線することも少なくなります。

例えば、ダイエットに関するブログ記事を書く場合、最低でも次の3つは押さえて設計図を作成しましょう。

  1. 読者のビフォー:ダイエットに興味はあるが、どの方法が良いか迷っている
  2. 読者のアフター:読者がダイエットを始めるきっかけを作る
  3. 読者の次の行動:提案するダイエット方法を試してみる気になり、もう少し詳しく知りたくて次の記事を読む

この設計図をもとに、具体的な内容を組み立てていくと、読者に何を伝えたらよいのかが明確になるので、脱線や迷子がなくなるというわけです。

執筆途中で迷子になって時間がかかるという方は、この設計図の部分がフワッとしているので、ぜひ試しに取り組んでみてください。

なお、記事の設計図の書き方についてはストアカで講座を開催しているので、もし興味があれば受講してみてください。

脱・量産型ブログ!成約率を上げる記事しか書けなくなる設計図の作り方

https://www.street-academy.com/myclass/155519?conversion_name=direct_message&tracking_code=2bae86ffc18307b36d983ff8cd554088

記事の構成(アウトライン)の考慮

記事の設計図が完成したら、いよいよ記事の構成やアウトラインを考えます。

このステップでは、どのような情報を、どの順番で伝えると読者に理解しやすいのか、コンテンツの分量やバランスを調整することが大切です。

例えば、あなたがダイエットの専門家で、あなたの提唱するダイエット術がいかに効果的なのかを示す記事を書くとしましょう。

その場合、次のようなアウトラインがあると本文が書きやすくなると思いませんか?

  • イントロダクション:ダイエット方法の多さについて触れ、迷っている読者への共感を示す
  • 課題提示:ダイエットに失敗する一般的な理由を紹介
  • 解決策:効果的なダイエット方法を提案(例:食事の見直し、運動、習慣改善など)
  • 具体例:各ダイエット方法の具体的な実践方法や成功事例を紹介
  • 結論:提案するダイエット方法が読者の悩みを解決することを強調し、実践を促す

これはPREPと呼ばれる一般的なブログ記事の型ですが、型に沿ってアウトラインを作成するだけで、本文の書きやすさが全然変わります。


以上の4つのステップにより、ブログ記事を執筆する前の事前準備を進めていくことが重要です。

こうした準備を経て実際にブログ記事を執筆し始めると、お客さんの求めている情報をしっかりと提供でき、分かりやすく伝えられるだけでなく、最終的に自分が望んだ次の行動を取ってもらいやすくなるというわけです。

まとめ

ブログ記事を書く前には、次の4つの事前準備を行いましょう。

  1. ブログの集客戦略を決める
  2. 戦略に沿った記事テーマを決める
  3. 記事の設計図を書く
  4. 記事の構成(アウトライン)を決める


これらの事前準備をしっかりと行うことで、読者にとって価値あるコンテンツを作成し、集客効果を最大限に引き出すことができます。

せっかく時間を割いてブログを書くのだから、効果のある記事にしたいですよね。

ぜひポイントをまもって記事執筆に取り組んでみてください!

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【お客様の声】ブログ個別相談会に参加していただいた方に感想をいただきました!https://hitori-sensei-hacks.com/voice-blog-meeting/Thu, 09 Mar 2023 01:25:25 +0000https://hitori-sensei-hacks.com/?p=137

こんにちは、ひとり先生集客教室の久松隆一です。 今回は、3月のブログ相談会にお越しいただいた3名の方からの感想をシェアさせていただきます。 1:1で60分、じっくりやってます。 K・Tさん T・Kさん すけさん(スピリチ ... ]]>

こんにちは、ひとり先生集客教室の久松隆一です。

今回は、3月のブログ相談会にお越しいただいた3名の方からの感想をシェアさせていただきます。

1:1で60分、じっくりやってます。

K・Tさん

どのような悩みや課題を解消するために、相談会に参加されましたか?
ブログが迷走中だったのでアドバイスが欲しくて参加しました。
相談会に参加して、新しく得られた学びや気づきなどがあればお書きください。
自分のターゲットを人口単位で数値を出したことがなかったのですが、計算を一緒にやってくださったのですごくリアルに感じられました。その数値出したことで、ブログで新規に集客というより既にイベントで集客できている人達に対してブログを書くことが近道だとわかりました。
ターゲットの集客動線が既にできていたこと、そこに対してブログで発信&教育していけば良いということが明確になってモヤモヤがスッキリしました。
久松さんがとても話しやすく柔らかい雰囲気をお持ちだったので安心して話しすることができました。ありがとうございました。

T・Kさん

どのような悩みや課題を解消するために、相談会に参加されましたか?
サイトを作ったはいいものの、どうビジネスに活用するか困っていた
相談会に参加して、新しく得られた学びや気づきなどがあればお書きください。
ビジネスで重要なポイントからサイトの目的を改めて整理できて非常に良かったです。自分のコアの価値を相手に伝え直す技法があればより知りたいと思いました!ありがとうございました。

すけさん(スピリチュアルヒーラー)

どのような悩みや課題を解消するために、相談会に参加されましたか?
ブログをうまく利用できている気がしなくて
相談会に参加して、新しく得られた学びや気づきなどがあればお書きください。
本当に自分が発信したい3つの軸がわかりました。久松さんとの対話ででてきた『セルフケア』というワードが、これからのビジネスづくりに役立てそうです。じっくり話を聞いてくださりありがとうございます。

おまけ(僕の所感をちょっとだけ)

ていねいに感想を書いていただき、ありがとうございます!

お三方ともに、

ブログを集客にどうやって活用したら良いのか分からない…

という共通項があったように思います。

そんなわけで、まずはブログをどういう目的を実現するための手段とするのか?といったあたり、じっくりと整理していくこととなりました。

結果的に、お三方ともに「方向性が明確になった」と言っていただくことができて、少しはお役に立てたのかなと嬉しく思っています!

人それぞれ、業種、リソース、規模感、生徒さんの定員人数などによって、ブログの適切な使い方は異なりますが、いずれの場合も「目的」と「手段」をまずはしっかり整理することが大事ですねー。

1:1でじっくり集客導線の全体像から整理して、最終的にブログをどうやって活用するのか?といったところまで落とし込んでいきます。

もしご興味のある方は、お問い合わせフォームより「ブログ相談会希望」ということで、ご相談ください!

今のところ、ワンコインでやってます。

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もう迷わない!USPを決めるときに重要なマインドセットhttps://hitori-sensei-hacks.com/usp-mindset/Wed, 01 Feb 2023 02:12:21 +0000https://hitori-sensei-hacks.com/?p=131

こんにちは、ひとり先生業の集客サポーターの久松隆一です。 よく起業塾などで、 「誰にもマネされないUSPを作りましょう」 といったメッセージを目にしますよね。 確かにUSPは大事なのですが、USPを決めるときに といった ... ]]>

こんにちは、ひとり先生業の集客サポーターの久松隆一です。

よく起業塾などで、

「誰にもマネされないUSPを作りましょう」

といったメッセージを目にしますよね。

確かにUSPは大事なのですが、USPを決めるときに

  • なかなか自分でしっくりくるUSPが見つからない
  • USP迷子になっていて前に進めない
  • USPの案がいくつかあって、なかなか決められない

といった状況に陥ってしまう人が多い気がします。

もしあなたもUSP迷子になっているのであれば、この記事が前進するきっかけになるかもしれません。

今日はUSPを決める際に重要となる考え方について解説したいと思います。

早速いきましょう。

そもそもUSPとは?

USPって何だっけ?という方のために、簡単におさらいしておきましょう。

USPとは…

USP(Unique Selling Proposition)とは、商品やサービスが持っている独自の強みを意味するマーケティング用語です。

https://ferret-plus.com/1675より引用

といったものです。

ユニーク・セリング・プロポジションの頭文字をとってUSPですね。

要するに「自分は何の専門家なのか」をズバッと顧客に伝えるための肩書きのようなものです。

同業者との差別化を図るためのポジショニング戦略として、欠かせない要素です。

USPを決めるメリット

USPを決めるメリットは、あなたの強みが伝わって売れやすくなるからですね。

特に、ひとり先生業においてはUSPを決めることは必須と言えるでしょう。

ひとり先生業は、大手の手の届かないニッチな領域で、痒いところに手が届くサービスが王道の成功パターンです。

だから、大手の手の届かない領域で、しっかりポジションを取っていきたい。

僕の場合、今は「ひとり先生業の集客サポーター」というUSPを設定しているわけですが、おそらくこの肩書きを見たら大体何をしてくれる人なのかが見えてくるかなと思います。

しかし、ひとり先生業を対象にした市場は、一般的な企業を対象としたマーケティング市場よりも、圧倒的に小さいですよね。大手はそこに参入してもリターンが得にくいので、実質的に参入障壁が高いわけです。

そこにあえてポジションを取りに言って、かつ自分がその領域における専門知識を持っていることを見込み客に伝えるようにする。

そんな意図でこのUSPを設定しています。

あるいは、おうちSTUDYというひとり先生業をスタートしたサービスの方では、「中学生専門・伸び悩み解消学習コーチ」という肩書きを使っています。

このUSPを決めた背景の意図には、

  • うちの子、頑張っているのに伸び悩んでいるけど、どうしてあげたらいいんだろう?
  • 塾では何ともならないとき、うちの子に何をしてあげたらいいんだろう?

という悩みを抱えている親御さんが一定数います。

しかし、大手はこのニーズに対応できない。なんせ大手は元々塾をしているわけで、大手で何ともならなかったからこそ、別の解決策を求めているわけですから。

つまり、これは大手では手が回らない領域にポジションを取っている戦略なんですね。

こうすることで、大手のような億単位の売上があがるわけではありませんが、約1兆円と言われる教育市場のうちのほんの一部のパイを取ることができる。(それでもひとり起業なら十分です)

こんな具合に、USPを決めて、どんなことをしてくれる人なのか伝わるようにすることで、ポジションを取って売上を加速することができます。

USP大事ですねー。

USPを決めるときに大事なマインドセット

ここまでは大体どこでも言われていることですね。

ここから本題です。

あまり言及されることのないUSPを決める際の注意点についてシェアしたいと思います。

シンプルです。

USPなんて適当に決めたらOK

です。

さっきまでの話と大いに矛盾しているようですが、理由を説明させてください。

USPを適当に決めても良い理由

6年間ひとり先生業をしてきた経験から言えることは、

USPはみんなコロコロ変わっている

ということ。

周りを見渡してみても、また自分自身においても、USPや肩書きが最初からバッチリ決まっていてずーっとそのままの方はほとんど見た事がありません。

いわば、変わることが当たり前なんですね。

なぜみんなコロコロ代えるのか?というと、大きく2つの理由があると思っています。

そして、それらはUSPを適当に決めても良い理由とも言い換えることができます。

理由①:経験を積むほど顧客の悩みの解像度が上がってくるから

これは先生業をしている方ならきっと容易に想像できると思うのですが、指導経験が増えるほど、

  • みんなどんな悩みをもっていて
  • どんなところでつまづいていて
  • つまづいている原因はこれで
  • それを解決する有効な手段はこうだよね

といった具合に、どんどん見えてきます。

顧客の悩みや願望、問題点についての解像度が上がってくるのです。

すると自然に、

「こんなUSPが良いと思っていたけど、こっちの方が良さそうだな」

と変えたくなる。

いや、変えるべき理由が見えてくるのです。

実際に僕も、もう忘れてしまいましたが、

「勉強の仕方アドバイザー」とか、そんなような肩書きを使っていたと思います。その後も何度か変えたはず。

今思えば、

「マジでナイぞ、これ。」

と思いますね。笑

でも、それは仕方が無いことです。

当初はまだ顧客理解が浅かったので、どうしてもUSPもしょぼくなって当然。

だから、あれこれ悩む前にUSPは適当に決めちゃってください。

どうせ後から変わります。

理由②実績を積むほどサポート領域が広がるから

もうひとつ、USPがコロコロ代わる原因があります。

ひとり先生業が軌道に乗ると、当初のサービス領域を拡げていくことが多いです。

例えば、当初は「ブログ集客を教える専門家」として活動していても、サポート経験や実績・スキルが積み上がっていくと、自然にサポート範囲が増えていきます。

すると肩書きは「ブログ集客の専門家」なんだけど、実際にやっていることは「webマーケティング専門家」のそれだったりします。

そうすると、じゃあUSP自体を変えてしまおう!と自然になってくるのですね。

そんなことを繰り返していくうちに、最終的に収まるところに収まっていきます。

まとめ

こんな具合に、みんな簡単にコロコロUSPを変えていきます。

でも、それは経験やスキルの向上とともに、ビジネスの戦略そのものが代わっていく過程で自然発生するものなのです。

だから、あれこれ机の上で「どんなUSPがいいんだろう」とか「完璧なUSPを最初から決めたい」なんてことは思わずに、

その時にベストだと思えるものを「えいや!」と勢いで出しちゃってください。

机の前でうなって立ち止まっているより、ちょっとでも日々前進した方が見えてくる景色が変わります。

それとともに、よりよいUSPに近づいていき、最後はしっくりくるものが見つかります。

以上。

少しでも前進するきっかけになれば幸いです!

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脱・サービス迷子!売れるオリジナルサービスの種を見つける方法https://hitori-sensei-hacks.com/how-to-find-business-ideas/Wed, 25 Jan 2023 02:34:30 +0000https://hitori-sensei-hacks.com/?p=122

こんにちは、ひとり先生の集客サポーターの久松です。 今日は「オリジナルサービスのアイデアの出し方」について。 といった具合に、 オリジナルサービスのしっくりくるアイデアがなかなか見つからないなぁ…と感じている方向けに記事 ... ]]>

こんにちは、ひとり先生の集客サポーターの久松です。

今日は「オリジナルサービスのアイデアの出し方」について。

  • オリジナルサービスを創りたいけど、良さそうなネタが見つからない…
  • どんな講座を作ったら売れるのか分からず一歩踏み出せない…
  • なんとなくアイデアはあるけど、それでいいのか心配…

といった具合に、

オリジナルサービスのしっくりくるアイデアがなかなか見つからないなぁ…と感じている方向けに記事を書いていきたいと思います。

確かに、最初オリジナルサービスを設計する段階って迷いますよねー。

どうしてオリジナルサービスのアイデア出しでつまづくのかというと、

「これって本当に売れるのかな?ニーズがあるのかな?」

という不安がそこにあるからなんですよね。

ということは、売れる確率の高いサービスのアイデアが出せるようになれば、その不安もふっとんで前に進めるようになります。

実際に僕もそうでした。

というわけで、今回は僕が実際にサービスのアイデアを出す過程で行う「売れるサービスアイデアの見つけ方」についてシェアしたいと思います。

これでサービス迷子から脱出してください。

では早速いきましょう。

結論:売れるオリジナルサービスアイデアは現場で見つかる

早速ですが、結論から言います。

売れるオリジナルサービスのアイデアは「現場」に転がっています。

現場というのは、実際にあなたがビジネスを展開している領域、あるいはしようとしている領域において、何かしらの悩みを抱えている方と接触する場面のことを指しています。

サービスのアイデアがないのであれば、積極的に「悩んでいる人」との接触機会を増やしましょう。

分かりやすくいえば、「相談会」ですね。

例えば、もしあなたがダイエットに関するノウハウに詳しいなら、ダイエットについて悩んでいる人向けに相談会を企画してください。

そこにはいっぱい売れるサービスのアイデアが転がっています。

なぜ現場で売れるサービスアイデアが見つかるのか?

これを理解するためには、まず売れるとはどういうことか?を理解しなければなりません。

別の角度から言い換えると、

なぜ人はサービスを購入するのか?

という購買行動を起こす理由について、まず理解しなければなりません。

よくある回答は、

  • 「どうしてもほしいから」
  • 「自分に必要なサービスだと思ったから」
  • 「価格が安いから」

たしかに、これらも購入する理由として一つの正解だと思います。

ただ、もっと本質的な理解が必要になります。

ちょっと考えてみてください

そもそもなぜ人はサービスを買うのでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

・・・

・・・・・

・・・・・・・

さて、いいですか?

・・・

・・・・・

・・・・・・・

答えを言いますね。

それは、自分の未来がより良く変化すると期待するからです。

本質的なことを言えば、人はサービスを購入しているのではなく、未来への変化を購入しているのです。

違いがわかりますか?

人はサービスがほしいのではありません。

未来の変化がほしいのです。

人は、「自分の願望が叶った素晴らしい未来」への変化を、サービスの購入を通じて実現しようとしているのです。

売れるサービスを創りたいなら現在と未来への深い理解が欠かせない

ということは、売れるサービスを創りたいのであれば、

変化する前である「悩ましい現在」と、

変化した後である「素晴らしい未来」について、

あなたが正確に知っておかなければならないんですね。

大事なことなので、もう一度言います。

売れるサービスをつくるためには、「現在の困りごと」と「願望が叶った未来」について、あなたが深く理解しておかなければなりません。

では、どうやって「現在の困りごと」と「願望が叶った未来」について、あなたは深く理解することができるのか?

現場で直接聞けば良いのです。

それが一番手っ取り早いし、ダイレクトな声を聞けるわけですから、正確性も高い。ヒアリングがもっとも効率的な方法です。

現場に出れば「現在の困りごと」も「願望が叶った未来」も肌感覚で見えてくる

実際に悩んでいる人から直接悩み事を聞けば、どんなことに悩んでいるのかが見えてきます。

またダイエットを例にすると、

  • ランニングせねばと思っているけど、なかなか続かない
  • 甘い物を我慢しようと思ったけど、どうしても食べてしまう
  • 腹筋してもお腹周りがなかなか凹まない

などなど。

そして、彼らがどんな願望を持っているのかについても、話を聞いているうちに自然に浮かび上がってきます。

  • ただ痩せたいのではなく、シュッとした体型になりたい
  • 一気に痩せなくてもいいので少しずつ健康的に体重を落としたい
  • 好きな物を我慢することなく痩せたい

人それぞれ願望はさまざまですが、直接ヒアリングをしているからこそ肌感覚で感じ取ることができるものです。

こうして、直接現場でお客さんの悩み事や願望に触れることで、お客さんがどのような変化を望んでいるのかについて理解してください。

理解ができれば、あとはその未来への変化を実現するための手段として、サービスを作れば良いのです。

まとめ

厳しい話かもしれませんが、ズバリいいましょう。

サービスのアイデアが固まらないというのは、悩み事や願望の解像度が低いからです。

机の上だけで考えていても解像度は上がりません。

現場に出てください。

現場でリアルな声に触れれば触れるほど、あなたの顧客理解は深まっていき、確度の高いサービスが作れるようになります。

あーだこーだ、ペルソナ作りのワークを机の上でしているぐらいなら(もちろんそれも大事ですが)、さっさと「相談会」を企画してサクッとやってしまいましょう。

得られるものがたくさんあります。

マジでやってみたら分かると思います。

オススメです。

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